愛犬を連れて旅行に行きたい!移動の手段と持ち物&マナー

旅行バッグと2匹の犬 犬のこと
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よしの
よしの

こんにちは、よしのです。
本日も当ブログにご訪問いただきありがとうございます!

今回のテーマは『ワンちゃんと一緒に行く旅行』です。

愛犬と一緒にお出かけしよう!

ほんの20~30年前は「外出できなくなるから犬を飼わない」「うちには犬がいるから旅行に行けない」と思われていた時代もありました。

でも今では「愛犬も家族なんだからもちろん連れて行くよ!!」という《ペットツーリズム》の考え方がスタンダードになりつつあります。

ペットツーリズムとは

飼い主とペットが日帰り・宿泊を問わず、いろんな環境で一緒に娯楽を楽しむこと。

わか
わか

ワンちゃんも一緒に楽しい思い出を作りたいよね

《ペットツーリズム》が一般的になったことで、ペットの受け入れを開始した観光地やホテルの施設が増え、ペットと一緒に楽しむための工夫とサービスも拡大してきました。

との
との

ペット宿泊OKなホテルやドッグカフェ、ドッグラン、テーマパーク・・・

情報サイトやパンフレットを見ているだけでもワクワクしちゃう♪

でもそうした施設を利用する前には、いろいろと下準備しておかなければいけないことがあるのよ!

せっかくワンちゃんを飼い始めたのであれば、ペット同伴の旅行にもチャレンジしてみたいですよね!

今回は、愛犬との旅行を楽しむ前にぜひ知っておいてほしい『犬と一緒の移動手段』と『最低限知っておきたい持ち物&マナー』についてまとめてみました。

犬との旅行がもたらす良い効果

愛犬と一緒に行く旅行は楽しい体験だけではなく、双方にとってうれしいメリットがいっぱいです。

メリット1.非日常の体験が気分転換やストレス解消になる
おうちの中やいつもの散歩コースだけでなく、きれいな景色の観光地や好奇心をくすぐるレジャー施設に行くような非日常の体験は、気分転換になるし気持ちがいいですよね。
自然がたくさんあるところなら、五感が刺激されて自律神経のバランスも整えてくれます。
普段とはちがう刺激を受けることは、飼い主にとっても愛犬にとっても良いストレス解消法です。

メリット2.ペットと一緒に思い出づくりができる
たとえば普段は仕事で不在がちの飼い主も、旅行先では一緒に過ごす時間が増えてコミュニケーションも自然と多くなります。
大好きな飼い主が楽しそうに笑って一緒に遊んでくれた体験は、愛犬にとって大きな喜びとなるはずです。

メリット3.他の飼い主と交流して情報交換の場になる
一般的な旅行とは違い、犬同伴向けの場所で出会う人たちは「犬が好き!」という共通の価値観を持っています。
お互い犬を連れていることで話しかけやすくなり、観光や飼育についての情報交換ができるというメリットもあります。

メリット4.しつけの重要性や飼育方法を再確認できる
普段の生活ではあまり気にならない『愛犬のしつけ』も、たくさんの人がいる外出先では、愛犬のさまざまな課題に気づくきっかけになります。
公共の場では、犬も社会の一員としてマナーを守らなければなりません。
他の人に迷惑をかけないためにはどうあるべきか、正しいしつけと飼育についてもう一度見直す機会になるでしょう。

メリット5.災害時の同行避難のシミュレーションになる
外出先では他の人や犬と会うし、車や電車など外の世界にある刺激とも出くわします。
そうした外の状況に少しずつ慣れさせておく(馴化訓練)ことで、いざという時にも興奮して騒いだり逃げたり(逸走)することなく、スムーズに避難できるようになります。

よしの
よしの

クレートやキャリーに慣れさせておくことも大切です!

犬との旅行前に準備すること

旅行前には、事前に済ませておく準備旅行先に持っていく物の準備があります。
直前にあわてないよう、しっかりとチェックしましょう!

旅行の前に済ませておくこと

準備しておくこととは、おもに愛犬に対してしてあげることと、済ませておくことになります。

基本的なしつけ

公共の場に愛犬を連れていくときは、基本的な『おすわり』『ふせ』『まて』くらいはできるよう、最低限のしつけをしておくことは飼い主さんにとっての義務です。

そして安全を確保するためにもクレートやキャリーは事前に慣らしておきましょう
普段からおうちでも出入りできるように置いておく、キャリーに入れたまま近所を歩いてみるなどして、キャリーで落ち着いて過ごす練習をしておくことをおススメします。

狂犬病や混合ワクチンの予防接種

自分の愛犬だけでなく他の犬の健康を守るためにも、ワクチンの接種、不妊去勢措置、ノミ・ダニ対策は済ませておきます。
また施設によっては『ワクチン証明書』の提出を求められる場合があるので、前もって確認しておきましょう。

万が一旅行先で逃げ出してしまったときのためにマイクロチップを装着しておくのも、とても良い対策です。

途中で休憩する場所の下調べ

お出かけの際は、移動の途中でこまめに休憩をとって愛犬の様子をチェックします。
特に多いのが『熱中症』と『乗り物酔い』です。

犬は汗をかいて体温調節できないので、暑さが苦手で熱中症にかかりやすく命を落とすこともあります。室温は20℃前後に調節し、1~2時間おきに外へ出して水分補給をしましょう。

乗り物酔いも、平衡感覚の優れた犬にとって大敵の症状です。
距離が遠い、乗り物での移動経験が少ないなど心配な際は、事前に動物病院で『酔い止め薬』を処方してもらいます。

途中の休憩も多めにとるなど、移動距離や時間に無理がないよう下調べしましょう。
最近はドッグランを併設した高速道路サービスエリアも増えているので、道中にあれば利用したいですね。

高速道路SA

旅行先に持っていくもの

ここでは『旅行に必ず持っていくもの』と『あると便利なもの』に分けて紹介します。
旅先で急に買い足すことが難しいものも多いので、『あると便利なもの』もなるべく家から持っていくと安心です。

必ず持っていくもの

*首輪、リード(またはハーネス)
*食べ慣れたペットフード&おやつ
*飲み水、ボウル
*常備薬(あれば)
*ペットシーツ、ビニール袋、ティッシュペーパー
*マナーパンツ、マナーベルト
*使い慣れたタオル&おもちゃ
*抜け毛防止の洋服
*カフェマット
*クレート、キャリーバッグ
*鑑札、迷子札
狂犬病予防注射済票混合ワクチン接種証明書

あると便利なもの

*酔い止め薬
*保冷剤(熱中症予防)
*ジッパー付きビニール袋
*粗相したとき用の消臭スプレー
*迷子になったときに捜す用の写真
*レインコート

わか
わか

自分のにおいが付いて使い慣れたものが安心するよ

犬との移動手段と注意すべきポイント

愛犬との移動手段は、臨機応変に動ける車での移動が断然おすすめです。
でも目的地などによって公共の交通機関を利用することもあるかと思います。
ここでは5つのパターンに分けて、利用する方法をみていきましょう。

犬との移動手段:車の場合

車に乗る犬

犬との旅行は、移動する途中で愛犬の具合が悪くなった際に急きょ動物病院へ連れていくなど、臨機応変に対応できる車での移動が推奨されています。

車で移動する際は、犬をクレートに入れて後部座席のシートベルトで固定するか、セーフティハーネスで固定します。
助手席へ乗せると、万が一事故があった際にエアバッグの衝撃でケガをすることがあるので、特別な事情がない限り後部座席へ乗せましょう。

絶対にしてはいけない乗せ方は下記の3つです。
✕膝の上で抱っこする
✕車内を自由に歩かせる
✕窓を開けて犬の顔を出させる

また、犬だけを車内に残して買い物や食事に行くのは絶対に避けてください。

車に乗せるときは、車酔いをしないように出かける2~3時間前までにご飯を済ませておきますお水も1時間前までに飲ませて、トイレにも行かせておきましょう

レンタカーを利用する場合は、ペットが同乗できる車両の予約が必要です。
また、キャリーバッグから出さないなどの制限があったり、においや汚れがひどいと清掃費などを請求されたりすることもあるので、前もって利用条件を確認しましょう。

タクシーについても原則は犬と同乗できますが、レンタカーと同じく利用条件の確認が必要です。
大型犬などの『ペットタクシー』利用は、飼い主が同乗できませんが、ケージに入れる必要がないので負担は少なくなるかもしれません。

犬との移動手段:バスの場合

バスの車内

バスについても、基本的には犬と一緒に乗ることができます
飼い主が運転しなくていい分、楽チンかつ犬の様子を観察するのにも最適です。

ただし、日中はいいけど夜行便は乗車禁止など、バス会社ごとに考えやルールが違うケースもありますので、やはり事前に利用条件を確認しておきましょう。
なかにはペット同伴バスツアーなど、ケージではなく座席を利用できるプランもあります。

犬との移動手段:電車の場合

電車に乗る犬

電車・新幹線など、ほとんどの鉄道が犬との乗車OKです。
基本的に犬はケージに入れて手荷物と同じ扱いになるので、車内に持ち込み飼い主の足元やひざの上で管理します。ただスリングなど形態が固定しないものはNGです。

手荷物と言っても、乗車する際に手回り品料金がかかるので、忘れないように払いましょう。
運賃はJRで片道290円と比較的安いので、それほど負担にはなりません。

ただし注意してほしいのは、縦・横・高さの合計が90センチ程度のケージで、犬+ケージの合計重量が10kg以内、といった制約があり、ほぼ小型犬しか乗せられないことです。

また、目的地によっては長時間ケージに入っていないといけないので、騒がないようおもちゃやオヤツを用意しておいたり、おむつをはかせたりと、事前の対策が肝心になります。

犬との移動手段:飛行機の場合

犬と飛行機

日本の航空会社は、基本的に飛行機の機内へのペット持ち込み禁止です。
犬はケージやクレートに入った状態で、温度と湿度が管理された貨物室へ預ける形になります。
なので途中で様子を見に行くことはできません。

また、電車と違い大型犬を乗せることは可能ですが、パグやシーズーなど鼻がぺちゃんこの『短頭種』と生後8週間以内の犬猫については搭乗制限があり乗せられません

搭乗前は早めに預けなければならず拘束時間も長いので、ワンちゃんにかかるストレスは少なくありませんが、距離によっては早く目的地に着き、窮屈な移動時間を短縮できるので長距離の旅行には最適です。

犬との移動手段:フェリーの場合

船と犬

フェリーについても、基本的に犬を乗せることは可能です。
ただし、車ごと乗船する際は車の中で待機させる、船内にペットハウスがある際は預ける、キャリーバッグに入っていれば客室へ入れてOK、など、ルールは運航会社によって異なります。

船によっては同乗OKの専用客室があったり、船内にドッグランを併設していたりと、犬に優しいプランもあります。自身の住む地域からも出航していないか、検索しても面白いかもしれませんね。

これらの移動は、犬の性格や旅行先の環境によっては強いストレスとなることがあります。
犬の年齢、飼い主の経験値、犬同伴で外出した経験値などを十分に考えて、愛犬に無理をさせない旅行計画にしたいですね!

宿泊施設でのマナー

犬が泊まれるホテルや宿には、ペット専門施設と、一般客が混在した施設があります。どちらを利用する場合も施設の方やほかの宿泊客に迷惑をかけないよう、最低限のルールとマナーを守らなければいけません

まず客室に入る前は、犬の足を拭いてブラッシングをかけてから入ります。
客室の中ではシートやカフェマットなどを敷いて居場所を作ってあげて、ベッドやソファには登らないように教えてあげましょう。

犬のブラッシング

トイレはペットシーツを敷いて教えますが、粗相が心配な場合はマナーベルトやマナーパンツ(おむつ)で予防しておきます。
使用済みのおむつやウンチ袋は客室のゴミ箱には捨てず、指定の場所に捨てるかなければ持ち帰るのがマナーです。

万が一、粗相やなにか壊してしまったときは必ず施設に報告しなければなりません
食べ物や飲み物をあげるときも、ボウルは床に直接置かずカフェマットなどの上に置きましょう

そして廊下やフロント、レストランなどの共有スペースでは、必ずリードをつけて短めに持ちコントロールできる状態にします。

犬のリード

最後に、チェックアウトの際は粘着ローラーで抜け毛を軽く掃除して、消臭スプレーでにおいを消してから気持ちよく退室してください!

わか
わか

これであなたもベテラン愛犬家にゃ

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