こんにちは、よしのです。
本日も当ブログにご訪問いただきありがとうございます!
今回のテーマは『ペットに人気なうさぎの品種』です。
実は個性豊かなうさぎの性格
モフモフとした愛らしいフォルムでペットとして人気のあるうさぎさん。世界中には150種ほどの品種がいます。
その中で日本人によく知られていてペットとして人気のある品種はごく一部です。
この記事では、これからうさぎを飼いたいと思っている方向けに、人気のあるうさぎ9種類の見た目や性格の特徴をまとめました。
ご自身がペットとして飼う前に
➡イメージに近い姿の品種はどれか?
➡その品種はどんな性格の特徴があるのか?
を知ることができます。ぜひチェックしてみてください。
記事の後半では、うさぎを選ぶときに優先して考えるポイントについても紹介していますので、最後まで要チェックですよ!
人気のあるうさぎ【9種類】
今回は特に飼われている下記の種類をご紹介していきます。
1.ミニウサギ(ミックス)
2.ネザーランドドワーフ👑
3.ホーランドロップ
4.アメリカンファジーロップ
5.ジャージーウーリー
6.ドワーフホト
7.ミニレッキス
8.ライオンヘッド(ライオンラビット)
9.ダッチ(パンダウサギ)
品種ごとの、特徴・大きさ・性格・平均寿命などを見ていきましょう!
1.ミニウサギ(ミックス)
ミニウサギと呼ばれるうさぎは、もともと日本にいた『日本白色種(ジャパニーズウサギ)』と、海外から輸入されたうさぎをかけ合わせたミックスを指します。
名前に「ミニ」とついていますが、大きさはかけ合わせる品種によってバラバラです。
平均体重で1.5~3㎏程度のサイズを見かけることが多く、約1㎏ほどしかない『ネザーランドドワーフ』などの小型品種に比べると、やや大きく感じるでしょう。
ミックスなので大きさだけでなく、立ち耳だったり垂れ耳だったり、おとなしくてデリケートだったり活発で人懐っこかったりなど、見た目も性格もさまざまです。
カラーバリエーションや模様も豊富なので、自分好みの柄やカラーの子をさがす楽しみもありそうですね。
もともと病気にもなりにくく体も丈夫なので、近年は長生きするミニウサギも多いようです。
平均寿命はおよそ8年ですが、10歳を超えて長生きしたという例も少なくありません。
なかには15歳という長寿うさぎもいるのだとか!
愛情をかけて大切に育てれば、長く一緒に過ごしていける家族となりそうですね。
2.ネザーランドドワーフ👑
ネザーランドドワーフは日本で人気No.1の、小さな品種のうさぎです。
もともとヨーロッパで人気の品種でしたが、みじかい耳に丸っこくて大きな顔が愛らしいと、日本に純血種うさぎブームをもたらしました。
平均体重はおよそ1㎏前後と、うさぎの中でも最小品種です。
小さくて丸くてモフモフと愛らしい姿は、まるでぬいぐるみのようですね。
カラーバリエーションがとても豊富で、毛色の入り方によるパターンは「タンパターン」「セルフ」「シェイデッド」など大きく分けて5グループ。
公認カラーは「オレンジ」「リンクス」「チェストナット」「ブラックオター」「ライラック」など、30種類以上ものバリエーションがあります。
平均寿命は7年~8年で、8歳以上になると長寿といわれています。
なるべくストレスを与えない環境で、程よいスキンシップと運動をしつつ、元気に長生きしてもらいたいですね。
ネザーランドドワーフは元気に走り回ることが大好きで、活発で野性的な傾向にありますが、なかにはややデリケートな子も多いといわれています。
おうちにお迎えしたら、初めは怖がらせないよう慎重に接して、慣れてきたら徐々にコミュニケーションをとって仲良くなるなど、段階を踏むようにしましょう。
3.ホーランドロップ
『ネザーランドドワーフ』と並んで人気のあるホーランドロップは、「垂れ耳✕小型」の癒し系うさぎです。垂れ耳のうさぎの中では最小品種にあたります。
垂れ耳のうさぎにはやや大きめのうさぎが多いのですが、それと『ネザーランドドワーフ』をかけ合わせることで、小さくて垂れ耳のホーランドロップが誕生しました。
平均体重は1.8㎏前後と、少し大きめの印象がありますが、肉付きのよいガッチリとした体格をしており、ぱっと見の大きさは『ネザーランドドワーフ』とあまり変わりません。
食欲が旺盛なので、ついつい与えすぎて太ってしまわないよう注意しましょう。
見た目の特徴は他にもあり、頭のてっぺんを飾る長めの被毛(クラウン)や、お口のまわりにちょうちょのような模様のブロークンパターン(ぶち模様)なども魅力あるポイントです。
豊富なカラーバリエーションには、「セルフ」「シェイデッド」「ブロークン」など大きく分けて8グループの模様があり、公認カラーには「ブロークントータス」「ブロークンオレンジ」「セーブルポイント」など30種類以上があります。
平均寿命は7年~10年と、うさぎのなかでは比較的長生きする品種と言えます。
性格はおっとりしていて人懐っこく、寂しがり屋さんが多いです。
一日がんばって帰宅したとき、おっとりとした垂れ耳のホーランドロップが寄り添って甘えてきたら・・・疲れも嫌なことも全部ふっ飛びますね。
4.アメリカンファジーロップ
『ホーランドロップ』の毛質改良として誕生したアメリカンファジーロップは、ファジー(綿毛)という名前のとおり、ふわふわな長毛がトレードマークのうさぎです。
見た目のわりに毛はやわらか過ぎず、やや縮れた長毛をしています。
お顔は横からみるとペチャっとつぶれた丸顔をしており、垂れ耳もあいまって愛嬌を感じるフォルムです。
平均体重は1.8㎏前後で、大きさは『ホーランドロップ』とあまり変わりません。
なので同様に垂れ耳のうさぎの中では最小品種にあたります。
カラーバリエーションには、「セルフ」「シェイデッド」「ブロークン」など大きく分けて6グループの模様があり、公認カラーは「ブルートータスシェル」「セーブルポイント」など30種類以上です。
平均寿命はおよそ7年~8年で、一般的なウサギの平均寿命とほぼ同じです。
性格はおだやかで優しくおっとりしていますが、シャイなので知らない人に対しては警戒することも。
飼い主さんだけに懐いてトコトコ後ろをついてくるなんて・・・いじらしくてキュンとしちゃいます。
5.ジャージーウーリー
『ネザーランドドワーフ』✕『フレンチアンゴラ』をかけ合わせて誕生したジャージーウーリー。
小型品種ながらもゴージャスな長毛を併せもち、優雅な印象のうさぎです。
名前のウーリーは羊毛を意味しており、全体的にふわふわとボリューム感があります。
毛並みは5㎝~7㎝と長毛ですが、実はガードヘア(上毛)が多くて絡まりにくい毛質なのも特長です。
豊富なカラーバリエーションには、「セルフ」「アグーチ」「ブロークン」など大きく分けて6グループの模様があり、公認カラーには「チェスナット」「スモークパール」などがあります。
平均体重は1.3㎏前後と小さく、耳は短い立ち耳です。
耳の付け根の前にウールキャップとよばれる、かわいらしい飾り毛も生えています。
平均寿命は5年~10年なので、愛情をもって大切に育てれば長く一緒に過ごせるでしょう。
おとなしくて従順、甘えん坊で控えめな子が多く、抱っこなどのコミュニケーションも受け入れてくれやすい品種なので「普段から触れ合える子がいいな」という方におすすめの品種ですよ。
6.ドワーフホト
『ネザーランドドワーフ』から作られた、見た目もそっくりなドワーフホト。
平均体重が1.3㎏前後と小さく、全身は真っ白で、目の周りだけにアイバンドと呼ばれる黒いラインが入っています。全身のカラーバリエーションは純白の1色のみですが、アイバンドのカラーには黒とチョコレートの2色があります。
毛並みはシンプルでも、くりくりとした目の色は「ブラック」「ブラウン」「ブルーグレー」「チョコレート」「ルビーレッド」とバリエーションが豊富で、まれに「ブルーアイド」の子もいます。
平均寿命は7歳〜8歳で、一般的なウサギの平均寿命とほぼ同じです。
性格も『ネザーランドドワーフ』とよく似ており、元気に走り回ることが大好きで活発で野性的、かまってもらうことが大好きで、抱っこを嫌がらない子も多くいます。
また、物おじしない性格なので、飼い主さんだけでなく知らない人ともすぐに仲良くなれるでしょう。
7.ミニレッキス
ミニレッキスは、フランスの超短毛うさぎから誕生した『レッキス』と、オランダの『ドワーフレッキス』をかけ合わせて作られました。
密度の濃い1.5㎝ほどの毛並みはまるでビロードのようで、一度なでたら忘れられません。
大きな耳のウサギらしいフォルムに短いひげ、高級感のあるつややかな毛並みで人気のある品種です。
カラーバリエーションには「セルフ(単色)」や「ブロークン(白地にまだら模様)」があり、公認カラーには「キャスター」「ブルー」「セーブル」「チョコレート」などがいます。
平均体重は1.8㎏前後で、『ホーランドロップ』や『アメリカンファジーロップ』と近い大きさです。
性格はおだやかで人懐っこい反面、好奇心も旺盛なので新しい環境にもすぐに順応します。
甘えん坊であとをついてきたり、かまってほしいと催促したりするしぐさも、人気の理由のひとつ。
抱っこなどのコミュニケーションもとれるので、初めてうさぎを飼う方にもおすすめです。
平均寿命は7年~8年と言われているので、一般的なうさぎと同じくらいでしょう。
一日でも長生きしてくれるよう、大切に育ててあげてくださいね。
8.ライオンヘッド(ライオンラビット)
名前のとおり、ライオンのようなたてがみを持つライオンヘッドは、日本で最近人気の出てきた新しい長毛種です。ベルギーで誕生し、その後もかけ合わされて今の形になりました。
チャームポイントであるたてがみには3つの種類があり、顔の周りだけの「シングルメイン」、脇腹にもある「ダブルメイン」、たてがみのない「ノーメイン」がいます。
カラーバリエーションには「セルフ(単色)」や「シェイデッド(グラデーション)」があり、公認カラーには「トータス」「ルビーアイドホワイト」「シール」「チョコレート」などがいます。
平均体重は1.7㎏前後ですが、たてがみもあるぶん大きく感じるかもしれません。
平均寿命も7~8年と一般的なウサギの平均寿命といわれています。
おだやかで少し臆病なところがありますが、なれてくると飼い主への独占欲の強さを感じるなど、愛情深いうさぎです。
9.ダッチ(パンダウサギ)
ダッチはうさぎの歴史のなかでも最も古い品種のひとつです。
顔にはくっきりと八の字型に、体には腰から後ろにマーキングが入っています。
一般的には白と黒のツートンカラーが多いため、通称「パンダウサギ」と呼ばれています。
猫や犬でいう「はちわれ」の模様は、うさぎのイラストなどにも多くみられる模様です。
黒い部分はほかの色もあり、「ブルー」「チョコレート」「グレー」「スチール」「トータス」「チンチラ」の全7色が公認カラーとされています。
平均体重はおよそ2㎏で、この記事で紹介した9種類の中では一番大きな品種です。
平均寿命は7年~8年、比較的病気にも強く、初心者が飼いやすいうさぎでもあります。
性格もやさしく、おだやかで噛みつくこともほぼないので、お子さんがいる家庭でも飼いやすいウサギとして知られています!
初心者でも飼いやすいうさぎを見つけるコツ
どのうさぎも、それぞれにチャームポイントがあって可愛らしいですね。
いざどれかを選ぶとなると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ウサギの品種を選ぶ際はまず、飼い主宅での家族構成やライフスタイルを優先して検討しましょう。
一人暮らしor家族暮らし?
●一人暮らしの方がペットを飼う場合、働いていればそれだけ家が無人の時間が長くなります。
もし飼ったうさぎの性質がたくさんコミュニケーションしたい寂しがり屋だったり、たくさん運動が必要だったりする場合、愛情不足や運動不足にしてしまう可能性が高まります。
なるべく一人でも活発に遊べるタイプや、あまり頻繁にかまってほしくないタイプを選ぶようにすれば、留守中うさぎに与えるストレスを軽減できるかもしれません。
とはいえ、寂しがり屋じゃないからといって長時間放置することはNGです。できる限り毎日決まった時間に帰宅して、世話をしたり遊んであげたりする時間を作ってあげましょう。
例)ミニウサギ、ネザーランドドワーフ、ミニレッキスなど
●家族で暮らしている方がペットを飼う場合、日中も家に人がいれば飼う品種の幅が広がります。
たとえばテレワークで働いていたり、専業主婦または専業主夫がいたりするようなおうちであれば、こまめに外に出して運動させることもでき、常に名前を呼んでかまってあげることもできます。
ただ同時に、家の中に家族が多いとその分おうちの中がにぎやかなので、あまりに警戒心が強くデリケートなタイプだとストレスがかかってしまう恐れも。
おうちの中の状況と、うさぎの性質を見比べながら、最もマッチする品種を選びましょう。
例)ホーランドロップ、アメリカンファジーロップ、ダッチなど
子どもがいる?いない?
小さなお子さんがいるおうちでは、元気で気が強いタイプのうさぎだと、気づかないうちに噛まれてしまう心配があります。また、大人であっても攻撃される可能性もゼロではありません。
最初からなるべくおとなしくて優しい品種を選べば、お子さんがケガをするリスクを避けられます。
さらには、人と遊ぶことが好きなタイプだと、一緒になって楽しく遊べそうですね!
同じく先住のペットがいるおうちでも、それぞれの性質を把握して慎重に検討してください。
例)ダッチ、ライオンヘッド、ドワーフホトなど
健康状態や購入費用の予算なども考慮しよう
うさぎをペットショップなどで購入する場合、購入価格も重要ですね。
いくら気に入ったうさぎだからと金銭的に無理をして飼っても、この先うさぎの成長に合ったごはんを与えたり病気になって病院で診察を受けたりする金銭的余裕がないようでは本末転倒です。
うさぎも人と同じように、もともと病気になりにくいタイプもいれば、繊細で病気にかかりやすい子もいます。一旦おうちに連れて帰れば、そのあとの健康管理は飼い主さんの責任です。
いざウサギを購入する際は、うさぎの動きや表情など健康状態をよく観察して、ご自身の金銭的余裕と相談することも忘れないようにしましょう。