猫は室内飼いがマスト!初めての飼育に必要なもの【まとめ】

猫の飼育に必要なもの 猫のこと
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よしの
よしの

こんにちは、よしのです。
本日も当ブログにご訪問いただきありがとうございます!

今回のテーマは『はじめて猫を飼うのに必要なもの』です。

猫は室内で飼うのが鉄則!

これから猫を飼おうと考えている方に、まず初めにお伝えしたいことがあります。それは

よしの
よしの

猫を飼うなら『完全室内飼いの覚悟をもってお迎えする』ということです!

今やニャンコは『完全室内飼育』が常識となっていて、ノラ猫たちの保護活動についてもボランティアの皆さんが日々尽力されています。
昔は猫を放し飼いする家庭が多かったにもかかわらず、なぜ室内飼いが当たり前になっていったのでしょうか。

それは以下の5つのリスクがあるからです。

健康面

①猫は交通事故にあうリスクが高い
②他の猫とのケンカで感染症をうつされるリスクがある
③外で変な人につかまり虐待をうけるリスクがある

トラブル面

④よその敷地内で排せつしてご近所トラブルになりかねない
⑤停まっている車を傷つけるなど他人に迷惑をかけるリスクがある

無邪気に悪気なく過ごしている愛猫が、自分の知らないところで上記のような理由から他人の恨みを買うことは、飼い主さんにとっても辛くて悲しいことですよね。
猫の命や健康を守るため、ご近所トラブルを回避するためにも、猫は安全な室内で飼育します。

ただ、完全室内飼いには猫にとって『ほかの人や猫に会えず刺激が少ない』『行動範囲が狭くなり運動不足になりやすい』などのデメリットもあります。
そこは飼い主さんの愛情によるカバーが必要です。

「家に閉じ込めて自由がなくてかわいそう」と無責任に放し飼いにするのではなく、安全な室内でどれだけ楽しく暮らせるかを一緒に追求してあげる方向へ切り替えていきましょう!

猫の飼育に必要なもの

キャットタワー

猫の習性に合わせた室内環境

猫にとって快適で住み心地がいいお部屋とは「極端に我慢することを強いられない場所」ともいえます。
満足のいくお部屋をつくるためには、猫の習性や性質を理解してあげることがとても重要です。

猫が好きなこと

♡高いところに登って上下運動をする
♡狭い場所に隠れて寝る
♡爪を研いだりグルーミングする
♡獲物を狩る捕食行動
♡ひなたぼっこをする
♡清潔なトイレがある
♡やわらかい毛布などをフミフミする

これらは猫が生きていく上でかかせない習慣なので

「満たしてあげるにはどんなものを買えばいいのかな?」
「この部屋に足りないものはなんだろう?」

という視点でご自身の部屋と照らし合わせて、必要なものをリストアップする方法がおすすめです。

部屋の設備だけでなく、日当たりや室温にも気を配りましょう!

用意しておきたいもの

猫トイレ

1.キャットタワー

猫は高いところに駆け上がったりジャンプしたり、のぼり棒をスルスルと木登りしたりと、高いところが大好きです。なのでそれほど広い部屋じゃなくても、たくさんの高低を作ってあげればしっかりと運動はできます。
キャットタワーキャットウォークだけでなく、高さの違う家具を階段状に配置してもOKです。

外の様子が見える窓際にキャットタワーを設置すると、気持ちよさそうにひなたぼっこしながらボーッと過ごしている様子が見られます。
毎日かかさず敷地内の安全をチェックする『ニャルソック猫』も多いですね。

2.安心できる寝床、落ち着いて過ごせる場所

自分の体がすっぽり収まるくらいの場所も、猫の大好きなアイテムのひとつです。
寝るときだけでなく、驚いたときの隠れ場所や、ひとりでマッタリと過ごしたいときも入り込みます。
冬と夏で素材を変えたり配置する高さ形状をバラバラにしたりすると、猫にとって気分転換になるみたいです。

我が家では猫3匹に対して『ハンモック×2、段ボールハウス×3、マカロンベッド×1、こたつベッド×1』の隠れ場所を家じゅうに用意してますが、交互にうまく共有してくれています!
キャリーバッグを出しっぱなしにして寝床代わりにすると慣れてくれるので一石二鳥ですよ。

3.清潔なトイレ

トイレの基本的な必要数は『猫の頭数+1』です。
我が家は3つしか設置しておらず、何となくそれぞれが「ここは僕のトイレだにゃ」と専用化しています。

普段は私が家にいて使用後すぐにトイレを掃除するので、数はピッタリですが十分です。でも1泊2日で不在にするときは「もう一つあった方がいいかもしれない」と思うこともあります。
おうちの状況によって必要な数を準備するといいかもしれません。

トイレを選ぶときは『使う猫の体長×1.5倍以上』のサイズが必要です。
体の大きさピッタリだとウンチがおしりからトイレ内に落ちず、トイレの枠を越えて外へ転がっていった経験が何度かありました・・・。

またトイレを設置する場所は食事する場所から2m以上離れたところに置いてあげましょう。
砂の深さは5cm程度、砂の形状はそれぞれ好みがあるので、愛猫のお気に入りを見つけてください。

4.水飲み、フードボウル

キャットフード

いつでも新鮮なお水が補給ができるよう、猫の通り道に水飲み場を複数設置します。
お水はボウルに溜める場合は1日に数回入れ替えてあげましょう。
ペットボトルなどタンク式の給水器であっても、中のお水は毎日入れ替えるようにしてください。

5.爪とぎ器

爪を研ぐのは猫の本能的な行動のひとつ。お手入れの意味だけでなく、マーキングやストレス発散の役割を持っています。与えないと壁や家具でバリバリしちゃうので、いろいろなタイプを試してみて愛猫の好みのものをいくつか設置しましょう。
最近は100均でも段ボールタイプ麻紐タイプの爪とぎなどが置いてあるので、安価なもので試してみるといいかもしれませんね。

6.お手入れブラシ、爪切り、シャンプー、おもちゃ

グルーミングの道具と、一緒に遊んであげるおもちゃを何種類か用意します。
いきなり爪を切るのは怖いかもしれませんが、飼っていれば定期的な爪切りは必須です!
特に子猫は爪が細くとがっているので、遊びで引っかかれても負傷して出血します。

おもちゃは猫じゃらしだけでなく、小さなネズミのおもちゃでサッカーをしたり、蹴りぐるみでケリケリしたりと、猫によって好きな遊びが違います。
爪とぎと同じくいろいろと試してみてお気に入りのおもちゃを見つけましょう。

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ひととおり設備がそろったら、下のチェック項目がきちんと満たされているか、お部屋の中と照らし合わせながら最終確認してみます!

・しっかりと上下運動ができる配置になっている
・ひなたぼっこができて空調が整っている
・体の大きさに合ったきれいなトイレがある
・好みの爪とぎを複数ヵ所に設置してある
・隠れたりくつろいだりするスペースがある
・新鮮なフードと水が提供できる

猫の幸せ度を高めるには、猫の習性に合わせた環境を作ってあげることが大切なんだね。

きちんと不妊去勢手術をするのもストレスの緩和につながるよ!

環境づくりと同じくらい重要かもね~

室内飼いでもマイクロチップは装着すべし

猫は散歩にも行かないし、基本的に室内から出ることはありません。
それなら首輪迷子札マイクロチップもいらないのでは?と思われがちですが、頭がよく忍び足も得意なので、飼い主が出入りする一瞬のすきを狙ってドアのすき間から脱走する場合があります。
病院に連れていくとき、洗濯物を取り込んでるときだって油断できません。

万が一迷子になってしまった際に何も装着してないと、ノラ猫と間違えられ、運悪く保健所などに収容されて殺処分、なんて最悪のケースも可能性はゼロではありません。

でも首輪やマイクロチップを装着して飼い主の情報を登録しておけば、迷子になっても見つけた方から連絡をもらえる可能性が高く、ちゃんと無事に帰ってくることができるのです!
ささいなトラブルで離れ離れにならないためにも、マイクロチップの装着を強くおすすめします。

猫にとって快適な環境づくりのためのガイドライン

上記は参考文献「猫にとって快適な環境づくりのためのガイドライン」の引用です。
猫の飼育にとても役立つので、ぜひ軽く目を通してみてくださいね!

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