うさぎのかわいいしぐさに隠された感情|信頼関係の築き方

ウサギのかわいいしぐさに隠された感情 うさぎのこと
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よしの
よしの

こんにちは、よしのです。
本日も当ブログにご訪問いただきありがとうございます!

今回のテーマは『うさぎのしぐさに表れる感情』です。

うさぎもちゃんとアピールしている

ぬいぐるみのように大人しくてかわいいウサギですが、実はとても感情の豊かな動物です。
ただ、猫や犬のように鳴いたりしっぽをブンブンしたりといった、人に伝わりやすいアピールではないので分かりにくいかもしれません。

それでもうさぎは鼻を鳴らしたりボディーランゲージを使ったりしながら、めいいっぱい自己主張しています。そんなうさぎの気持ちが見えてこれば、かわいさが倍増すること間違いないですよ!

うさぎと意思の疎通ができるようになれたら最高ですね!

うさぎの感情表現のしかた〈一覧〉

基本的にうさぎは自然界でいう被食動物(食べられる側)なので、猫や犬に比べて「臆病警戒心が強い」という特徴があります。
そのため、お迎えしてから数日間のあいだは不安な気持ちで震えて過ごす、なんてこともめずらしくありません。

相手をちゃんと信頼するまでは、じっとおとなしく様子をうかがうような用心深さもあります。
ですが、うさぎが「この人は安全だ!」と理解すれば、それこそいろんな感情を見せてくれようになるのです。

うさぎ同士のコミュニケーション手段

下記はうさぎ同士のあいだで行われるコミュニケーションです。

しぐさ立ち上がって周囲を見渡しているときは、近くに敵がいないか警戒して情報収集している
ニオイ肛門付近やあごの下にある臭腺をこすりつけたり、尿をとばしてニオイを付けてなわばりを主張する
うしろ足で地面をたたく「スタンピング(足ダン)」で、近くにいる仲間に警戒信号を送る

マーキングをしたり仲間と情報交換したりする様子は、まるで犬や猫みたいですよね。
これだけじゃなく、他にもいろいろと共通したしぐさや似た反応があるようです。

うれしいときや楽しいとき

◆その場でピョンピョンと体をひねりながらジャンプする
◆短くダッシュする
◆飼い主の足の周りを8の字回りする
◆鼻でつついてくる
◆奥歯をカチカチ鳴らす
◆しっぽを振る

リラックスしているとき

◆手足をのばしておなかを床につけて寝る
◆その場でゴロンと寝転がる
◆座って耳を倒して口をもぐもぐ動かす
◆プープーと鼻を鳴らす
◆大きなあくびや伸びをする

不満があるときや怒っているとき

◆前足をそろえて床を鳴らすように叩く
◆後ろ足を床にダンダンと叩きつけて鳴らす
◆自分の毛をかんだり執拗になめる
◆ブーブーと鼻を鳴らす
◆ケージなどをかじる
◆シーッと音を出す

求愛や愛情表現をしているとき

◆飼い主の足の周りを8の字回りする
◆後ろ足で立ち上がっておねだりする
◆鼻でつついて遊びに誘う
◆しっぽを立てて裏側の白い部分を見せる
◆人の手をなめる
◆あごの臭腺をなすりつける

情報収集をしているとき

◆後ろ足で立ち上がってあたりを見回す
◆鼻をぴくぴく動かす
◆しっぽを後ろに伸ばして耳を立てる
◆耳をきょろきょろと動かす
◆匂いをかいで口の周りの感覚毛で調べる

警戒しているとき

◆後ろ足で床を強く叩いて仲間に知らせる(スタンピング)
◆体をふせて耳を後ろにたおす
◆しっぽを立てて裏側の白い部分を見せる
◆キーキーと悲鳴のような音を出す
◆布などをホリホリする

なわばりを主張するとき

◆おしっこをまき散らす(尿スプレー)
◆家具などにあごの臭腺をなすりつける

体調が悪いとき

◆ケージの隅などで丸くなってうずくまる
◆食欲がなくなる
◆物陰に隠れようとする

子ウサギ

こうして見てみると、飼い主さんの足下にまとわりついたり、おなかなど急所を丸出しにしてくつろいだり、しっぽを動かしたりと、まさに犬や猫と変わらない主張の仕方で意外と分かりやすいですよね。

無邪気に喜怒哀楽を伝えてくるうさぎの気持ちをうまく察することができれば、より信頼関係がうまれること間違いなしです。

普段からしぐさや表情をよく観察してあげると、ちょっとした変化やアピールにも気づきやすくなりますよ!

うさぎとの信頼関係の築き方

信頼関係を築くためには、ちょうどよいコミュニケーションを保つだけではなく「これは絶対にやっちゃだめ!!」という2つの掟があるのをご存じですか?

その①

うさぎに怖い思いをさせない

基本的にとっても臆病なうさぎは、他の動物と同じく『嫌なことをされたり怖い思いをした記憶は忘れにくい』ものです。
せっかくおうちにお迎えして家族になったのですから、嫌なトラウマを植えつけることなく「人は怖い存在ではなく守ってくれる味方だ」と思ってもらいたいですよね。

初めの頃はいきなり触ったりせず、やさしく声かけをしながらうさぎから近寄ってくるのを待ちます。
手に近づいてきたらおやつを与えるなどして、「人の近くにいると良いことがある」というポジティブな感情を植えつけるようにしてください。

その②

接するときは飼い主さんもリラックスする

うさぎを抱っこしたりなでたりする際に人が緊張していると、うさぎに伝わり恐怖心を与えてしまうことがあります。
なぜなら、外敵が近づいてくるときと似たような状況に感じてしまうからです。

おだやかな気持ちを持って日々を一緒に過ごすうちに、うさぎは飼い主を信頼していろんな感情表現をみせてくれるようになります。
この2つの掟を意識しながら、うさぎとのコミュニケーションを存分に楽しんでくださいね!

どうしても苦手なことがあるのは、人も動物も同じですね。

4匹のうさぎイラスト
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